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愛おしいキミに極甘な林檎を
第50章 pallidus memoriae*儚い恋と永久の愛



はしゃいでいる私を見て彼が笑う。

その様子はとても幸せそうで見ていて頬が緩む。



付き合っている私たちを周りの皆は祝福してくれて、何事もなく平和な日々が続いていた。


誰にも邪魔されることなく、悲しむこともない。


きっとソラ先輩が望んでいたことは、この幸せな毎日を私に過ごして欲しいことだったんだろう。




「次はどこを見たい?……どうした?」


「いえ、なんでもないです。そう言えば、そろそろ新しいお財布が欲しいかなって思ってるので――――」


隣を歩く彼に手を握られてから指を絡めた時、胸の奥がズキズキと痛む。


こうやってふとした瞬間に、ソラ先輩と過ごした時間を思い出してしてしまう自分がいる。


付き合っている時に色んなところに行ったから、どこに行っても過去の思い出で塗られていた。


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