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愛おしいキミに極甘な林檎を
第51章 偽りの恋人



話そうと思ったタイミングでこちらに走ってやって来たのはその女友達だった。


助走をつけて勢い良く向かってきて私の肩に腕を置き、ニヤニヤとしながら顔を覗いてくる。


いつもより過剰な友情アピール。課長に会えて嬉しいから照れ隠しをしているんだろうか。



「これから花城さんとご飯に行くんだけど風子も一緒に行く?ねー、行こうよ。人数が多い方が楽しいし」



「私は用事があるから。……課長とのこと、応援してるから頑張って」


課長に聞かれないように女友達の耳に手を添えてこっそり言うとなぜか驚いたような顔をされた。



「風子こそ頑張ってよー。こんなにいい男が傍にいるんだから。
婚約したって聞いたけど、幸せを掴むことを第一に考えていいんだからね?」


どういう意味で何を頑張れと言っているのか分からなくて私は首を傾げた。


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