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愛おしいキミに極甘な林檎を
第52章 溺愛カレシと濃密な夜

彼女として過ごす最後のクリスマスの日の朝。
起きてベッドから出た私は、昨晩、ソラ先輩からもらったプレゼントの衣装に着替えることにした。
那砂さんにメイド服を勧められて買ったのがきっかけで私に変わった衣装を着せることに目覚めたんだろうか。
いずれにしても、着る機会がない服を着せてもらえるのは嬉しい。
紙袋から衣装を取り出してみると一着だけではなく、二着入っていた。
どうやって着て欲しいのか、なんとなく分かってニヤリと口角を上げる私。
その服を着てみると相変わらずモデルのようにはなれない。
大きな胸が邪魔をしてふしだらに見えてしまう。
恥ずかしくなりながらも乗り気で着替えてから、まだベッドで寝ているソラ先輩にこっそり話し掛ける。
「おはようございます、ソラ先輩」

