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第52章 溺愛カレシと濃密な夜

“アレ”と言われて快楽で鈍りかけていた思考を巡らせる。


胸やアソコを見せるのは久しぶりだろうか。二日連続でセックスを断っていたかな……。


「服を全部脱げってことでしょうか？」



「ううん、その格好でオナニーして。見せて欲しいのはそれだよ」


「ふええ……！？はっ、恥ずかしいです」



「なんだかんだ言っても風子はしてくれるよね？」


爽やかな笑顔で頼まれたら断れない。


起き上がって座ったソラ先輩は早くも見る体勢でいる。



「分かりました……」



キスをされて淫らな気分になってきた私は、今日になってからまだソラ先輩に触れられていなかった胸に手を当てて揉み始めた。


性生活に満たされていたから久しぶりに自分の胸を揉んだ。


ふわふわするような柔らかさで自分の手のひらでは包みきれない。



セックスをする時、ソラ先輩はどんな気持ちで触っているんだろう……。