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愛おしいキミに極甘な林檎を
第52章 溺愛カレシと濃密な夜



「えっと、ガールズトークしてきました……」


仲の悪い雰囲気はなく、席に戻る前は穏やかに話をしているような顔をしていたから、この空気を壊したくなくて嘘をついた。



もし知らなかったのなら、知らないままでいい……。



あの書き込みを見て私だってすごくショックだったんだから、ソラ先輩と課長だって傷つくはずだ……。



それから無難な話をして食事を終えた後、分かれ道まで三人で歩く。



「前に行った温泉がどうやらリニューアルしたそうだ。また行けたらいいな」


「そうですね。あそこの温泉はなかなかいい湯でしたよね」



課長と話しているソラ先輩の少し後ろを歩いていると、こっそり手を握られて私も同じように握り返す。



女友達に見せられたものが頭から離れなくてまだ動揺していたけど、自分以外の体温に触れていると少し落ち着いてくる。



不安になっている私と違って、ソラ先輩の手は頼もしいと思えるほどとても温かい……。


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