この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第52章 溺愛カレシと濃密な夜



「風子……。くれぐれも…、気をつけるんだよ……」


「へっ?」



「いや、なんでもない。事故に遭わないように気をつけて行ってきてねってこと」


「はい、気をつけます。……あっ、すみません!ハグした時にスーツにファンデーションをくっつけちゃいました」


「いいよ。いってきます」


もう一度ハグをしてキスをされた時にまた私のファンデーションがソラ先輩のスーツについた。

なんだか彼女という私がいるとマーキングしたみたいでニヤリとしてしまう。




それからあっという間に忘年会に行く時間になって、待ち合わせ場所である会社へ向かった。


課長や陸田さんがいるところへ行くと、鈴川さんが会釈をして話し掛けてきた。


「乙羽さん、今日はよろしくお願いします」


「いえいえ、こちらこそお世話になります。えっと陸田…さん……」


「旧姓の鈴川でいいですよ。まだ慣れてないのでこっちの方が落ち着くんです」

「分かりました。鈴川さん」



「ねぇねぇ、乙羽さーん!ちょっとこっち来て」


鈴川さんの夫である陸田さんに手招きされて行ってみると、口元に手を添えてこっそり話してくる。



「今日は結婚してから初めての旅行なんだよー。だからお願いがあるんだけど……。おれと鈴ちゃんのことを配慮して欲しいんだ」



「はい?どういうことです……?」


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ