この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第53章 あなたがそばにいれば……



先に続く言葉を言えないでいると、ソラ先輩が私の両手首を強く掴んでくる。


まるで迷っている私をその場に押さえつけるように……。



「何がなんでも一緒にいてもらうよ」


逃げる選択肢を奪う支配欲が今は嬉しいようで複雑だった。


「っ……、世間の目がどれだけ怖いか分かっているんですか?」



「確かに風子よりスマホのことは詳しくないよ。それにネットに執着がないからあまり実感は湧かないけど大丈夫。万が一、何か起こったとしても風子のことを守るから」


「どうしてそこまで……」


あの書き込みで私はこんなにも潰されてしまいそうなのに……。


涙が滲んでいる視界で真っ直ぐ見つめると、ソラ先輩は私の手首を掴んでくる力を緩めて優しく微笑んだ。


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ