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愛おしいキミに極甘な林檎を
第53章 あなたがそばにいれば……

骨ばった男らしい手で体中ゆっくりと触れられてから、私の服の中に入ってきて肌の上を滑る。
そんな気分じゃなかったのにソラ先輩のペースに引き込まれていく。
触れられていると自然と体が服従して抗うことをしない。
秘部に濡れを感じ始めた頃、股の間にソラ先輩が入ってきて覆い被さってくると体が疼いてきて私は腰を捩らせる。
悲しくて流していた涙は、啄むような口付けと丹念な愛撫によって快感の涙へと変わった。
「んっ…、んっ……、はぁっ……」
「また涙が出てきたね。これは悲しくて泣いてるの?」
「気持ち…良くて……、ひゃぁんっ」
クリトリスを指先で刺激された時、ビクビクと体が震えて快感を求めることしか考えられなくなる。
「嫌なことをずっと考えていると疲れちゃうから気持ち良くなって忘れようよ」

