この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第53章 あなたがそばにいれば……

「俺を愛することだけ考えて。……そうしたらもっと楽になれるよ」
「は…いっ……、んっ…、んんっ……」
ベッドが軋み、僅かに聞こえてくる体液が混ざり合うとリップ音。
キスで口を塞がれながら余裕をなくされていくと、悩んでいたことさえ考えられないほど脳内が快楽に染められていく。
浅いところを何度も突かれているうちに二度目の絶頂がやって来た私は、背中を弓なりに反り返して至高の快感に浸った。
ビクビクと体が痙攣している間も強引に責め続けられて長い快感を味合わされる。
腰を引き寄せられているからその気持ち良さから逃げることができない。
でもその強引さでさえも虜になってしまう。
「はぁっ……、いい顔になってきたね。風子……」
「ひっ…、はぁっ…、はぁ……、もっ、だめ……」

