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第9章 曖昧と鏡の前のお仕置き

何度も貫かれて互いの体が汗ばんできた頃、いつも私が達していた正常位で挿れてくる。


意地悪そうに支配していた顔でなく、今度は優しい一面を見せてくれた。


「風子……愛してるよ……」


奥まで繋がった後、快感で涙を浮かべている私にキスをしてから格別に甘く囁いてくる。

飴と鞭だ。


愛してることに関して“私も”っとは言えなかった。


だけど、一方通行でもソラ先輩は変わらずに求めてきた。


「はぁっ……、あぁっ……」


熱い吐息を吐きながら私を強く抱き、腰の動きを早めて絶頂へと導いてくる。