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愛おしいキミに極甘な林檎を
第9章 曖昧と鏡の前のお仕置き

午前十時を過ぎた頃、ラブホテルから出て買い物に付き合ってもらった。
色んなお店を見て回っていたけど、歩くのがいつも以上に疲れた。
「どうしたの?疲れたならどこかで休憩しようか?」
「なんだか脚が痛くて。ソラ先輩は朝から激しいエッチをしておいてよく動けますね」
沢山腰を振っていたくせに外に出てから疲れを一切見せていない。
その体力を分けてもらいたいくらいだ。
「やっと風子と一緒に出掛けられるんだから体力なんて気にしてられないよ」
「意外と欲張りだったんですね」
「風子と同じだよ。美味しいからって欲張ってワンホールのチーズケーキを半分以上食べたことがあったよね。しかも夜遅くに」
「そう言う話は忘れてくださいよ。あ、でもそのチーズケーキをまた食べたくなってきました」
「じゃあ後で買いに行こうか。今は無理せず休もう」
「ありがとうございます」

