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愛おしいキミに極甘な林檎を
第57章 私は愛しい大魔王の小悪魔



ソラ先輩がいなくなって数日経った後。


落ち着いた頃を見計らって郁哉さんに真実を話すことに決めた。


この話も結菜には聞かれたくない。

だから寝かせた後に二人きりになれる部屋で話すことにした。



「郁哉さん、ずっと黙っていたことがあるんです」


「なんだ?」



「結菜は塑羅緒さんとの子供だったんです。郁哉さんとの子供ではありません」


本当のことを話すと、郁哉さんは驚いた顔をしてから大きな溜息をついて俯く。


「そうだったのか……。オレに顔が似ていないと思いきや……」


信じられないのか、その後しばらく黙り込まれた。


指を組んでいた手は少し震えていて、伏し目がちにして口を閉じていた。


「ずっと黙っていてごめんなさい……」


「いいや、風子と共に罪を背負うと決めたんだから何があっても仕方ないと思っていた」


「その罪はいつまで背負うつもりなんですか……?」


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