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愛おしいキミに極甘な林檎を
第1章 Sの彼氏
土日はデートをして一緒に過ごした。
買い物をしたり、気になっていたお店に食べに行ったり楽しい時間を過ごせて満足。
お土産のお礼に渡した手作りのマドレーヌも喜んでもらえて、この休日は顔が引つるほど笑った。
そして日曜日の夜になってソラ先輩は東京帰って行った。
遠距離恋愛をしてから別れる時は泣いていたけどもう泣かない。
あと少しですぐに会うことができる距離に戻ることができるから。
寂しいけど、それまで我慢だ。
さっきまで一緒にいたばかりだけど、ソラ先輩にまた会いたくてたまらなかった――――