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第11章 甘い口付けを再び……

「動かないんですか……？」

腟内に挿れてきて腰を振らないでいるから聞いてみた。


「風子と長く繋がっていたいからまだ動きたくない……。嫌……？」

甘い声で囁かれて耳に息が掠り、鼓動が激しくなる。


「私も繋がっていたいですけど……。……激しくして欲しいです」


「嫌われないように優しくしてるのにそっちの方がいいの？」


愛し合うためのセックスも好きだけど、性欲を満たすためにはもう優しいだけじゃ物足りない……。


「ソラ先輩のせいで強引にされるのが…好きになっちゃいました……」