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愛おしいキミに極甘な林檎を
第62章 愛おしいあなたに……



寧ろ、記憶がないと言うと余計に心配を掛けてしまうからこれでいいと思えた。


事情を知ってくれている人がたった一人いてくれるだけでも心強い。



「そろそろ玄関に行くか。旦那さんがお迎えに来る時間だ」


定時を過ぎてから郁哉さんと一緒にロビーへ向かう。
建物は単純な造りだから来た道は今はなんとなく覚えている。

私を見送った後に職場に戻って仕事の続きをするのか手ぶらで来た郁哉さん。


忙しいのにも関わらず、何から何まで面倒を見てくれるいい上司に私は恵まれていたようだ。


「早く記憶が戻るといいな」


「……はい」



「一生戻らないこともあると聞くが、必ず思い出せると思うぞ」


「えっ……?」


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