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愛おしいキミに極甘な林檎を
第62章 愛おしいあなたに……



ゆっくりとドアを開けると、式場のスタッフがラッピングされた箱を大切そうに両手で持って立っていた。


「ドアを開けてくださりありがとうございます。新郎もご一緒でしたか?」


「はい」


「では、静かにお話いたしますね。こちらは風子様からお預かりしていた結婚式が終わった後に渡される新郎へのプレゼントです。

新郎の控え室に置かれるのではなく、風子様が直接お渡しになられるんでしたよね?」


「えっ?はあ……」


とりあえず私がスタッフに預けていたであろう物を受け取り、ドアを閉めてソラ先輩の方へ向かった。


リボンで結び、花飾りもついているしっかりした箱。


“塑羅緒さんへ”っとだけ書かれたメッセージカードがリボンで挟まれていて、そこに何が入っているのか想像もつかない。



「これ……、事件が起こる前の私がソラ先輩に今渡したかったものみたいです。どうぞ」


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