この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第63章 愛おしいキミに……




一本の大きな木がひとつの世界だとしたら、一本の枝が折れても何事もなかったかのように明日へ進んでいく。


木が倒れて朽ちるまで時の流れは止まることはない。


そう。誰かがいなくなっても、時の流れは止まらなくて変わらずに進み続ける。


新しい明日に向かって……――――




「課長、寂しい顔してません?」


仕事中、キーボードを打つ手を止めてパソコンのディスプレイをじっと眺めていた郁哉さんに潮崎さんが声を掛ける。


すぐ側に立って話し掛けていたというのに郁哉さんは気づかないでいた。


「あっ、すまない。完全にボーっとしていた。なんだ?」


「頼まれてた書類できましたよーって三回くらい言っていたんですけど。残業続きで疲れてるんですか?
……いや、これは違うな。風子のことですよねー?」


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ