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愛おしいキミに極甘な林檎を
第64章 番外編:危険な逆ハーデート



私が脱衣所を出てから腰にタオルを巻いたソラ先輩がやってきたからギリギリ間に合ったようだ。

湯煙が濃いおかげでまだ他の人にも見られていないと思う。


何より平日の昼過ぎというこの時間に温泉に入っている人も少ないと思うから狙い通りだ。

誰にも邪魔されずにソラ先輩と二人で楽しめる。



「今日はワンピースを着てきたから早く脱げたんですよ。行きましょう」




「破廉恥だな……」


そう言われて自分の格好を確認してみる。きちんと裸になっているし、間違った格好はしていない。


気になる点と言えばフェイスタオルで全身を上手く隠しきれていないくらいだ。


横から見られると胸が見えてしまっているし、タオルが短いせいでアソコも見えてしまいそうだった。



「きっ、今日は露出をしたいとか疚しい気持ちがあって来たわけではないですからね……?純粋に二人で楽しみたいって思っていただけですから……」


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