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愛おしいキミに極甘な林檎を
第64章 番外編:危険な逆ハーデート

目を隠すために手を伸ばしているからソラ先輩の背中に胸がピタリとくっついている。
でもこれは男根を勃たせるために狙ってしているわけではない。
年配の女性たちが脱衣所に入って、完全にソラ先輩の視界に入らないようにしているだけだ。
彼氏の目を塞いでいるところを見られてクスクスと笑っているような声が聞こえてくるけど、そんなのはどうでも良かった。
恥ずかしくてもソラ先輩のことだけを守れればいい。
幸い、腰に巻いているタオルも顕在しているから男根は見られていないだろう。
「知らないおばさんにまで嫉妬するなんて可愛いね」
「相手がどの年代の女性であろうと嫉妬してしまうと思います」
「ふっ、俺は風子に愛されてるな。これからも見捨てられないように頑張らないと」
「これ以上頑張らなくても愛してますよ。あまり魅力的になり過ぎるのも困りますからね」
辺りに誰も見えなくなったと確認してから両手を離してソラ先輩の視界を解放した。
私の方を向いてきたけど、反応したと言っていた男根がどうなっているのか気になってつい視線を下ろしてしまう。

