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愛おしいキミに極甘な林檎を
第65章 番外編:Totus tuus


「っ……、俺もそろそろイキそうだよ……。風子がこんなに締めてくるからっ……」


「だって、気持ちいいからっ……。あっ、あっ、あっ、あっ、あっ。だめぇ……、また…イっちゃうぅ……」


「風子っ……。はぁっ……、風子っ……、愛してる……」


愛が籠ったような声色で名前を呼ばれているうちに私は二度目の絶頂を味わう。


最高の波がやって来ている時にまた唇を塞がれてから深く求められ、その快楽はより濃厚なものとなった。



この時にはもう酒で酔っている感じはしていなくて、眩暈がするほどの愛をくれるソラ先輩に酔いしれていたと思う。




家でのんびりと過ごす時間も終えた月曜日。

職場に行ってデスクの椅子に座り、今週も頑張るぞっと気合いを入れて仕事を始める。


その時に足音が近づいてきて、誰が来たのかと思って振り向いた瞬間、自分が悩んでいたことを思い出した。


「おっ、おはようございます……」


「……おはよう」


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