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愛おしいキミに極甘な林檎を
第2章 変わる日常

「ひぃっ……!?」
恥ずかしくなって顔の熱が急上昇する。
「ごめん、ごめん!もう脱いだと思っていた。わざとじゃないから許してくれ」
「は…、はい……」
「課長ー!いますかー?」
ドアをノックした音がしてから陸田さんの声が聞こえてきた。
「悪いが少し喋るのを我慢していてくれ」
「え……?」
一瞬の出来事で何が起きたのか理解するのに時間が掛かった。
自分以外の体温を感じて今起きている状況が何なのか少しずつ実感していく。
「…………!」
覆い被さっている課長の体によって胸が潰れている。
隣にあったコピー機に掛けていた白い大きな布を課長が被って、私はデスクの上に押し倒されていた。

