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愛おしいキミに極甘な林檎を
第2章 変わる日常

「はっ、はい…………」
でも脱ぐにしても、目の前にいたら脱げない。
そこまで頭が回っていないのか課長は私のことを心配そうに見ていた。
「っ……、あの……脱ぐまで後ろを向いててもらえますか?」
「え?ああ、気付かなくて悪かった」
すぐ近くに上司がいるところでストッキングを脱ぐのはすごく緊張する。
しかも焦って爪を引っ掛けて電線してしまって冷や汗をかく。
後でトイレに行って新しく履き替えるしかないか……。
「乙羽、湿布を貼った後は――――」
片足分のストッキングを脱ぎ終え、もう片方を下ろそうとした時に課長が後ろを振り向く。
スカートが太ももの1番上まで捲れていて、フリルの付いたパステルピンク色のパンツが顕になっている状態だった。

