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愛おしいキミに極甘な林檎を
第2章 変わる日常

隠れようとしているのは分かるけど、課長は何を思いながら私を押し倒しているんだろう。
今まで接していて下心を感じたことはない。
ただ、部下を守るため……?
布を被っているから陸田さんがどのくらい近くまで来ているのか分からないけど、コツコツと足音が聞こえる。
「ここにはいないのかな?そうなると印刷室かー?」
固い上に熱い……。
下半身がとにかく気になるけど、課長と同じように私も息を殺す。
陸田さんは割と早く諦めて資料室から出て行ってくれて、課長と長い時間この体勢でいる羽目にならなくて良かった。
「行ったか……」
「そうですね……」

