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愛おしいキミに極甘な林檎を
第15章 お試し同棲は甘い日々?

嵐谷さんにお見合いしないか付き纏われて困ってしまった。
家に帰るに帰れなくなって、ソラ先輩の家にお邪魔して理由を説明するとすぐに理解してもらえた。
「そういう事ならうちから会社に通ったら?」
「いいんですか……!?」
「もちろん」
ここからなら人通りも多いし、徒歩十分くらいで会社に着くから都合がいい。
祖父の家よりもずっと近いから早く起きなくて済む。
「家事もしますし、迷惑もかけないように気をつけます」
「気を使わなくて大丈夫だよ。今まで通りでいいんだから」
「ありがとうございます。数日だけお世話になります」
「なんだか同棲するみたいだね」

