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愛おしいキミに極甘な林檎を
第15章 お試し同棲は甘い日々?

「あはは……。今日は寝坊しちゃって作ってもらったんです」
「大丈夫か?風邪とか引いてないよな……?」
「引いてないです。この通り健康ですので心配しないでください」
何もないように振舞っても、課長は私のおでこに手を当てて熱を確かめてくる。
いつ誰に見られているか分からないから手を離されるとすぐに後退りした。
「昨日はちゃんと家に帰れたのか?」
「他のところに泊まりました。それに、この件はなんとかなりそうなのでもう大丈夫です」
「どこに泊まったか予想がつくな……。困ったらオレにも頼ってくれ」

