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愛おしいキミに極甘な林檎を
第15章 お試し同棲は甘い日々?

「買い物に行ってきたんだね。俺も食材買ってきたよ。置いてある荷物、一緒に運んでおくね」
「ありがとうございます。助かります」
ベビードールを買ったことはまだ秘密にしておきたくて、置いた荷物の中から真っ先に取って後ろに隠した。
残った荷物をソラ先輩が持ってくれる。
すると持ってからすぐにドサッと落としていた。
「ごめん。手が滑って……。中身は大丈夫かな」
「割れるようなものは入ってないので気にしないでください」
かなり疲れているんだろうか。ソラ先輩がこんなドジをするのは珍しかった。
こっちも気になるけど、今はこのベビードールを何とかしないと……。

