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愛おしいキミに極甘な林檎を
第16章 お試し同棲の夜は激しく…

しょんぼりするとソラ先輩がベッドから出て他の部屋に向かった。
自分がするくらい返されなくて怒ったのかと思って心配になったけど、すぐに戻ってきて安心する。
「じゃあ、今すぐこれを着てくれたらいいよ」
起き上がって何なのか見ると、手に持っていたのは私がこの前に買ったベビードールだった。
「どどど……どうしてそれを!?」
「まだ干されていて、色が派手だから見えちゃった。……俺に披露するために買ったんだよね?」
「ううっ……。そうですけど、驚かせるつもりだったのに」
「言っておくけど、買ってきた日の夜に着ていたの知ってたから」
「知っていたのならどうして気づかない振りをしてたんですか……?」
「そんなに知りたいのなら俺の言いなりになるしかないね」

