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愛おしいキミに極甘な林檎を
第18章 この愛の行方は……
次の週の土曜日の夕方。
愛し合った後、裸のままでベッドに横になって話をしていた。
ソラ先輩の努力もあって私は音信不通になる前と同じくらいにもう一度恋している。
少し照れ臭さが抜けないところはあるけど、時間が経つうちに埋まっていく気がした。
「ねえ、俺のことをまだ許せない?」
「ふふっ、もう許してますよ」
「ありがとう……。愛してる……」
「私も愛してます」
触れ合って心地良いと感じる身体と体温。
抱き寄せられて頭を撫でられているこの時間がとても幸せだった。