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第20章 秘密の時間に愛されて…

「結婚が決まった今となってはどうでもいいことだ。気にすることはない」


肩を掴まれてベッドに倒されると上着を捲り上げられてブラジャーのホックを外された。

露わになった胸を愛撫された時、郁哉さんの腕を掴んで抵抗する。


「やめてください……。浮気したくないんです」


「もう浮気じゃないだろう。いずれ子供を作らないといけないことを忘れたんじゃないだろうな」


「それは…忘れてないですけど……」



「乙羽のお爺さんはひ孫の顔を早く見たいと望んでいるんだから応えてあげないといけないじゃないか？」


「っ……、んっ…」


口付けをされてから胸の突起に舌をつけられるとどんどん甘く痺れていく。


抵抗する力もなくなってからは郁哉さんから与えられる快感に素直に受けていた。