この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第23章 婚姻届

「やっぱり行きたくないです!その場で断れば良かった。休日はソラ先輩と過ごしたい」
「今週会えないだけだって。出張なんてすぐに終わるよ」
「むうう……、さっき長いって言ったくせに。……私が離れて寂しくないんですか?」
頬を膨らませてじーっと見つめていると眉を寄せた顔をされてソファに押し倒された。
そしてブラウスのボタンを上から外して露わになった肌に口付けをしてくる。
「……嫌に決まってるだろ」
「んっ……、ひぁっ……」
軽くキスをするだけなのかと思っていたら時より強く吸われていつものお仕置きをされた。
鏡で見たら恐らく胸元付近が何ヶ所か赤くなっているんだろう。
でも寂しさからキスマークをつけているわけではないことは分かっている。

