この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第24章 離れ離れと深まる絆

夕食を食べてからホテルに戻ると鍵をもらえてやっと一人部屋に入れた。
スーツを脱いでベッドに横になってからソラ先輩に連絡をする。
いつも通りにメッセージのやり取りをしていると、打ち合わせをするからと言って課長に呼び出された。
今日から別々の部屋になったけど、部屋は隣ですぐに向かうことができた。
「失礼します」
「疲れているところ悪いが、仕事の打ち合わせをするぞ」
ベッドに腰掛けて書類を見せられて説明された後、頑張ったご褒美だと言われて缶チューハイを手渡される。
「今日は眠いから飲まないんじゃなかったんですか?」
「乙羽となら飲む。明日は仕事が休みだし、付き合ってくれ」
「分かりました。いただきます」

