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愛おしいキミに極甘な林檎を
第26章 強引な彼に犯されて……

月曜日の夜。私と郁哉さんは出張先の人たちに飲み会に招待された。
酒を注いで回るだけで済むかと思いきや、飲み慣れないビールや日本酒に付き合わされてまた酔ってしまった。
不安だった気持ちも頭が回らなくて考えずに済み、お酒に頼るとはこういう事なんだと初めて体感した。
ふらふらとして力が入らない体を郁哉さんに支えてもらいながら部屋へと戻る。
「大丈夫か?無理して付き合わなくてもいいんだぞ」
「へっ、平気でふ……。郁哉さんもいっぱい飲んでましたし……、私だけ付き合わないのもわるいですし……」
ジャケットさえ脱がずにベッドへと倒れこんだ。
酔っ払った時に飛び込む布団は気持ちいい。
早くスーツも脱ぎたいけれど脱ぐ気力さえなくて強い眠気に襲われる。

