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愛おしいキミに極甘な林檎を
第26章 強引な彼に犯されて……

待ちに待った火曜日。
長かった出張がようやく終わって帰れる。
午前中の仕事を終えてから空港に行き、郁哉さんとゲートラウンジで休む。
「昨晩はすまなかった。酔っているとはいえ、浮気をしたくないと言っている乙羽を無理矢理襲いかけて悪かったと思っている」
「記憶がないんですけど、どこまでしたんでしょうか……」
「拒まれ続けて諦めて帰った覚えはある」
「そうですか……。私こそ酔ってすみませんでした……」
「お互いに酒に呑まれてはいけないな」
「そうですね……。今度から断る勇気を持とうと思います……」
話をしながら帰るための便を待っていると見覚えのある人が二人近づいてくる。

