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愛おしいキミに極甘な林檎を
第26章 強引な彼に犯されて……

「寝てなくても大丈夫だよ」
「熱があるんだからダメですよ。無理は禁物です」
「わっ、分かったよ……」
ベッドの前まで背中を押してソラ先輩を連れて行ってから私は晩御飯を作ることにした。
何を作ろうかと考えながら冷蔵庫を開けると、その中は驚くような光景が広がっていて一旦扉を締めた。
そしてもう一度そっと開けると、茹でたブロッコリー乗った皿が数枚置いてあった。
まるで冷蔵庫の中に草原ができたようだ。
これは私が初めてソラ先輩に教えた料理であって、今までの経験上何かあると大量に作り出す。
栄養価が高いと教えたからソラ先輩なりに栄養を摂ろうとしているんだろうけど。
今度、他の野菜の調理の仕方を教えよう……。
そもそもこうなる前に安心させてあげないといけないのに、私はソラ先輩を悩ませてばかりだ……。

