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愛おしいキミに極甘な林檎を
第29章 囚われの時間に濃厚な✕✕を注がれて

肉棒をゆっくり抜いてから隣に横になってくると私を抱き寄せて腕枕をしてきた。
息が整った頃を見計らって男に話し掛ける。
「体の方は大丈夫なんですか?……ソラ先輩」
「変装してきたつもりだけどバレてた?」
ずれていたフードを下ろして前髪が長めのブラウンのウィッグを外すと見慣れた容姿になる。
「最初は分かりませんでしたけど、ベッドまで追いかけてきた時にやっぱりソラ先輩だなって思って。
でも入院していてここに来るはずがないからびっくりしました」
「本当は明日退院する予定だったんだけど、この通り動けるようになかったから早めに退院させてもらったんだ。
それに風子が閉じ込められているって言うから心配でさ」
「えっ……。私がここにいることを誰から聞いたんですか?」

