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愛おしいキミに極甘な林檎を
第31章 未来への誓い

「仕事から帰ってきた旦那さんに言う定番の台詞じゃないですか。今は無理しなくても大丈夫ですよ」
「無理ではないよ。俺も風子を支えたいから、動ける時にできることはしたいんだ」
湿ったスーツと濡れて広がった髪の毛。
このままでは不快だからさっさと何とかしたい。
夜ご飯を食べる前に風呂に行くことを選択すると、洗面所に連れて行かれて服を脱がせられた。
ひとりで手早くシャワーを浴びたいけど、ソラ先輩の意欲を損なわせるのも悪い気がして体を洗ってもらうことにした。
「お腹が空いてるからお風呂でエッチはしませんよ」
「分かってる。洗うだけだよ」
シャワーから出てくる温かいお湯がとても気持ちいい。
髪を洗った後、もこもこに泡立てられたボディーソープを身体中につけられていく。

