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愛おしいキミに極甘な林檎を
第32章 赤い林檎と甘い拘束

寝込んだ時も起き上がって食べていて思い当たりがないからペニスのことを言っているのかな……。
そう思いながら口に運んでもらったりんごを一個分食べ終えた。
すると今度はミネラルウォーターが入ってるペットボトルを差し出される。
「水も飲んで」
「懐かしいです。経験済みってこの事だったんですね」
ソラ先輩と付き合う前、お仕置きと監禁された時に強引に水を飲ませられたことがあった。
今となっては懐かしくていい思い出だ。
喜んでペットボトルの水を口に含もうとすると、上手く飲めずに少し零れてしまって首筋を伝う。
その水が伝った場所をなぞるようにソラ先輩が舐めとってきた。
「ひゃあぁっ……、あっ…、んっ……」
「口から零れた水をこうやって舐めたら風子は感じていたよね。あの時、本当はこうしたかったんだよ……?」

