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愛おしいキミに極甘な林檎を
第33章 綺麗になったキミに……

ベッドに腰掛けるとソラ先輩が隣に座ってきた。
カメラを向けられると思って乱れていそうな髪を手探りで直す。
「写真はいっぱい撮ったよ。風子が脱ごうとしていたから連れてきただけ」
「じゃあ脱ぎますね。実を言うと胸辺りが少しきつかったんですよ」
「胸のところか……。衿が緩んできてるね」
「ソラ先輩……?……んっ、……あぁっ」
肩を掴まれてから首元に唇を付けられて体がビクンッと震えた。
何度かキスを落とされていくうちに緩んできた浴衣の衿がどんどんはだけていく。
「首にキスマークがついちゃった」
「見えるところに付けないでくださいよぉ……」
「帰る時に颯太が向う側の歩道にいたの知ってた?風子のこと見てたよ。きっと綺麗な姿を見て惚れ直したんだろうね」

