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明日に架ける橋
第2章 秘めた想い
花憐は息苦しくなって大きく息を吸った。
清人はゆっくり動いて、中に入ろうとする。

突如痛みが走り、花憐は小さく呻いて身を縮めた。

清人の動きが止まる。

「力を抜いて。大丈夫、ちゃんと濡れてるから思ってるより痛くないよ。痛みはすぐに去るから」

清人の優しい声を聞いて、なんとか花憐は落ち着きを取り戻そうと努力した。
深呼吸して、呼吸を整える。

下半身から力を抜き、足をだらりと開いた。

清人は止まっていた場所から少しずつ前進を始める。

奇妙な圧迫感と、無理に押し入れられる痛みに花憐は声を殺して耐えた。

「途中まで入った。あと少し・・・・」

清人は腰を引いたり押し付けたりを微妙な加減で繰り返しながら入っていく。
見ると、清人も苦しそうな表情を浮かべていた。

美しい人は、苦悩の表情も美しいのだと漠然と思った。

「全部入ったよ・・・・」

清人が額を花憐の額にくっつけ、大きく息を吐いた。
しばらく動かず、額を合わせたままじっとしていた。

じんじんとした痛みと圧迫感はあったが、最初に感じた痛みはなかった。

「・・・・・清人さん?」
「花憐の中・・・・すごく気持ちいい・・・・。キツくて・・・・温かくて・・・」

間近で視線を合わせて清人は言った。
その瞳に嘘はなく、花憐は言いようの無い幸福感で胸が一杯になった。

清人がゆっくりと動き出す。
動くと痛みが走ったが、花憐は必死に耐えた。

清人が花憐の名前を何度も囁く。その声を聞いていると清人が愛おしく感じ、清人が気持ちがいいのならと痛みにも耐えられるのだった。

「花憐・・・・可愛い花憐・・・・・」


清人は途中何度も呻き、動きを止めた。

「花憐・・・・ごめん、俺・・・・もうイキそう」

なぜ謝るのだろうと思いながら、花憐は静かにハイ・・・と答えた。

清人の動きが早まり、奥へ押し入るように突いた。

「・・・・・ッッ!」

ビリビリ!と痛みが走る。
それでももうすぐ終わるのだと、花憐は耐えた。

清人が手を二人の隙間に滑り込ませて、花憐のクリトリスに触れた。

クリクリ・・・・・ヌチュヌチュ・・・・・!
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