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明日に架ける橋
第2章 秘めた想い
痛みと快感が同時に花憐の体を走り、花憐は息ができなくなり喘いだ。
クリトリスの刺激で花憐の中がキュウキュウと締まる。

清人は低く呻いたかと思うと、咄嗟にペニスを引き抜き、ビクン!ビクン!と体を揺らし、
花憐のお腹の上に迸らせた。
花憐のお腹に生暖かいものが降りかかった。

清人は全身で大きく呼吸をして、困惑の表情を浮かべて花憐を見つめていた。

「・・・・・・・」
「・・・・・・・」

花憐も少なからずショックを受けていた。
この、自分のお腹の上にある白い液体が、子作りに必要なことは花憐にもわかった。
本来なら花憐の中で放たれるものだということも。

しかし、清人は咄嗟にそれを拒否したのだ。

「ごめん・・・・・」

清人はそう言うと、花憐の横にごろんと仰向けになり、手で目を覆って荒く呼吸した。

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