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明日に架ける橋
第1章 エスケープ
清人のキスは単調で優しかった。頭の奥がジーンと痺れてくる。
いつまでもそうしていたいと思えるほど心地よかった。

清人の手が花憐の膝頭を撫で始める。
素足に触れられてドキドキしてくる。

男性に足を触られるなんて・・・・。

人の家の庭で、自分はなんてことをしているのだと花憐は突然恥ずかしくなった。

唇を離して清人に訴えた。

「もうそろそろ戻らないと・・・・」
「まだだめだ」


清人は再び花憐を抱き寄せて深くキスした。
先ほどまでのキスより、力強く、徐々に荒々しくなっていく。

舌を絡ませ、唇を強く吸う・・・。
清人の強引なキスの合間に花憐は不慣れな様子で呼吸をする。

「は・・・!んぅ・・・・!・・・・・っ!」

膝を撫でる手は、徐々に移動し、花憐の太ももにまで達した。
内ももを撫でられて思わず声を上げて清人から飛び離れた。

「や、やめてください・・・・!」

息を荒くして清人を睨んだ。
清人はニヤニヤ笑い、立ち上がった。

「おいおい、そんな顔で睨むなよ。君の方からプロポーズしてきたくせに」
「それとこれとは別です・・・!こんなことする必要はありません!」
「なんだよそれ。まったく、変なプロポーズだなぁ」

清人は笑いながら乱れた花憐の髪やドレスを整えてくれた。
花憐は清人に上着を返した。
途端に寒さを感じて身を縮ませた。

「リップは今ので取れちゃったから、塗りなおしてきたほうがいいね」

そう言って、清人は右手で花憐の肩を抱きすくめて、最後に・・・といった様子でもう一度キスをした。

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