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明日に架ける橋
第2章 秘めた想い
清人は目を細めて花憐を見つめ、微かに微笑んだ。
花憐の喉に優しく吸い付き、舌でチロチロと肌を刺激する。

清人はいつの間にかブラのホックを外していた。
コットンシャツの上から花憐の胸を優しく包み、撫でた。

酔った頭の中でも、火傷のことは消えることはなかった。
見られたくない・・・。でも、やめたくない・・・・。

花憐は葛藤しながら清人の手を掴み、制止した。

「あの・・・お願いがあるんです・・・・」

声がかすれて、囁き声になる。

「・・・・・何?」

清人は制止した花憐の手を取り、手首の内側にキスして舌を這わせた。

「胸を・・・・見られたくないんです・・・・」

清人が微かに笑った。

「みんな最初はそういうものさ。すぐ慣れる」
「そうじゃなくて・・・!本当に、だめなんです・・・・。触られるのも・・・・」

花憐の必死の訴えに、清人はようやく花憐と視線を合わせた。

「どうして?」
「理由は・・・言いたくありません・・・・」
「見ないとできない、と言ったら?」
「・・・・しません」

強固な態度の花憐を見て、清人は小さくため息をついた。

「君は案外頑固者だね」
「ごめんなさい・・・。でも、これだけは・・・・」
「別に、全裸にならずともセックスはできる。君がどうしてもというなら、それでもいいよ」

清人が深刻にならずに受け入れてくれて、花憐はホッとした。

「・・・子供が欲しい?それだけ聞かせて」
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