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明日に架ける橋
第2章 秘めた想い
清人は花憐にキスしながら、指の挿入を繰り返した。
そのうちに、挿入の痛みはなくなり、清人が中指を挿入したまま親指の腹でクリトリスを
転がし始めると、再び快感が走った。

「ふ・・・・!んぅ・・・・・!」

清人のキスと指使いに体の力は抜け、余計な思考も消え去った。
気持ちよさだけを感じ、花憐はうっとりと目を閉じた。

クチュクチュ・・・・クリュクリュ・・・・チュプ・・・・・

花憐は手を伸ばして清人のペニスに触れた。
先ほどよりずっと硬くなって、力強く反り返っていた。
ふだんのペニスの状態を良くしるわけでもないが、興奮するとこんなにも硬くなり、
立ち上がるものだということも初めて知った。

花憐の手つきはぎこちなく、清人は巧みな手つきでお互いを愛撫する。

清人が二本目の指を入れようとした時だった。

「いた・・・・っ!」

花憐は思わず呻いた。
一本目よりずっと痛かった。

日ごろ、貴子にどんなに叩かれても痛いと言ったことのない花憐だったが、裂けるような、
味わったことのない痛みと恐怖で思わず声が出てしまった。

「大丈夫?」

清人がすぐに指を引き抜く。

「ご、ごめんなさい。大丈夫です。続けてください」

花憐は次はどんなに痛くても黙っていようと心に決めた。

清人と、そうそう何度も子作りの機会を持とうと思えなかったし、なるべくしないほうがいいという気持ちが根底にあった。
早いうちに終わらせた方がいいという焦りがあった。

「・・・・・・」
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