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月夜の迷子たち
第11章 恋の種
俊の舌は最初こそ遠慮がちであったが、次第に激しさを増していく。
レイアの舌に舌を絡め、唇を吸い、歯で甘噛みした。
「ん・・・・・、んんっ・・・・・・」
レイアは喘ぎながらキスを受けた。
俊の舌は大きく、レイアの口内を官能的に蠢いた。
頭がじーんとして夢見心地になる。
(気持ちいい・・・・・・)
ちゅ・・・・・くちゅ・・・・・レロ・・・・・
唇を合わせる音とレイアの吐息が薄暗い部屋に響く。
二人は時を忘れてキスした。
レイアは俊の首に回した手に力を込めて引き寄せた。
俊もまた、レイアの背中に手を回して強く抱きしめる。
「好きだ・・・・・・」
俊はずっと秘めていた想いをやっと吐き出せるといったように、何度もキスの合間に囁いた。
(好きな人に好きって言ってもらえるのって、いいな・・・・・・)
レイアの心のずっと空だった部分が満たされ、それでもまだ次々と温かいものが沸き起こってくるようだった。
いくらしても、まだ足りない。
もっと、もっと、もっと・・・・・・・。
日が落ちて薄暗くなり、月の光が部屋に差し込むまで、飽きることなく二人は唇を合わせたのだった。
レイアの舌に舌を絡め、唇を吸い、歯で甘噛みした。
「ん・・・・・、んんっ・・・・・・」
レイアは喘ぎながらキスを受けた。
俊の舌は大きく、レイアの口内を官能的に蠢いた。
頭がじーんとして夢見心地になる。
(気持ちいい・・・・・・)
ちゅ・・・・・くちゅ・・・・・レロ・・・・・
唇を合わせる音とレイアの吐息が薄暗い部屋に響く。
二人は時を忘れてキスした。
レイアは俊の首に回した手に力を込めて引き寄せた。
俊もまた、レイアの背中に手を回して強く抱きしめる。
「好きだ・・・・・・」
俊はずっと秘めていた想いをやっと吐き出せるといったように、何度もキスの合間に囁いた。
(好きな人に好きって言ってもらえるのって、いいな・・・・・・)
レイアの心のずっと空だった部分が満たされ、それでもまだ次々と温かいものが沸き起こってくるようだった。
いくらしても、まだ足りない。
もっと、もっと、もっと・・・・・・・。
日が落ちて薄暗くなり、月の光が部屋に差し込むまで、飽きることなく二人は唇を合わせたのだった。