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私の欠けているところ
第8章 泥沼のような地獄だった
「まぁ時ちゃんが悪いのか
付き合ってる男が悪いのか
俺には分かんねーけどな
そんなことがあっても
時ちゃんは
会社を辞めたりしなかったんだ。
生活のためだろうけど
あいつは家庭も複雑みたいで
ちょっとクセがある」
「…そう…ですか」
「年も離れてるし
お前はまだまだ若いからな
まぁ
忠告ってゆーか
わざわざ
そんな子とどうにか
なんなくてもいいだろうと思ってな。
時ちゃんには悪いと思って
今まで言わなかったんだけどさ」
「…はい」
「お前と時ちゃんが
イチャイチャしてたって
聞いたもんでな」
その言葉で
俺は
顔から火がでそうになっていた
いや
確実に
身体が熱くなっていた
誤魔化そうとした自分が
恥ずかしいと思った
心配してくれた
矢部さんにも
そして
ある意味
時にも
「教えてくれて
ありがとうございました」
「いや…
お節介かもしれねー。
わるかったな」
「いえ…
聞けてよかったです。
あとで
色々知るより
いいんで」
「…そうか」
付き合ってる男が悪いのか
俺には分かんねーけどな
そんなことがあっても
時ちゃんは
会社を辞めたりしなかったんだ。
生活のためだろうけど
あいつは家庭も複雑みたいで
ちょっとクセがある」
「…そう…ですか」
「年も離れてるし
お前はまだまだ若いからな
まぁ
忠告ってゆーか
わざわざ
そんな子とどうにか
なんなくてもいいだろうと思ってな。
時ちゃんには悪いと思って
今まで言わなかったんだけどさ」
「…はい」
「お前と時ちゃんが
イチャイチャしてたって
聞いたもんでな」
その言葉で
俺は
顔から火がでそうになっていた
いや
確実に
身体が熱くなっていた
誤魔化そうとした自分が
恥ずかしいと思った
心配してくれた
矢部さんにも
そして
ある意味
時にも
「教えてくれて
ありがとうございました」
「いや…
お節介かもしれねー。
わるかったな」
「いえ…
聞けてよかったです。
あとで
色々知るより
いいんで」
「…そうか」