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私の欠けているところ
第8章 泥沼のような地獄だった


「ごめんね突然」


「いいよ、なんかあった?」


「ううん
ちょっと寂しかっただけ。

飲んで…来たの?」


「うん、矢部さんにおごってもらった」


「…そう」



「時」



「ん?」



「シャワーしよ」


「え?」



「一緒に」





「…うん」




時は
多分泊まるはずだ

だったら
一緒にシャワーを浴びて


それから
一晩中
時を抱いていたい気持ちだった



結局
シャワーが終わるのも待てずに
シャワー浴びてる段階から
キスは止まらず
お互いを
興奮させ合っていたけど


「陸…なんかあった?」


「なんもねーよ」


「ほんとに?」



「なんもねーって

すげーやりたいだけ」



その時
俺は気が付いたんだ


なんか
凹んでて

妙にイラついてて


ちょっと
泣きたくなる理由を



「じゃあ
すぐしてあげるね?」


違う

そうじゃない

フェラして欲しい
わけじゃない


「もうベットいこうぜ」


「あ…うん」


すぐ寝室に移動してベットにあがり
俺は枕にもたれて足を広げた

時はすぐに
俺を舐め始め

俺は
時が舐めるのを見ながら
心の中で叫んでいた



他の奴には
突っ込んでもらってたんだよな!

それなのに
なんで俺とは
最後までやらねーんだよ!






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