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私の欠けているところ
第9章 だから俺はその地獄から抜け出したくて
said 陸
「おはようございます」
「あ、梶谷さん
おはようございます」
「あの、深海さん
お願いしたいんですけど」
「あー深海さん
今日はお休みみたいですよ」
「あ…そうですか…」
俺が寝ている間に
いなくなった時は
それから
俺との連絡を
拒否していた
LINEに
既読がつくことはなかったし
電話にも出ない
心配になって
家まで行ったけど
ドアを叩いても
誰も出てこなかったんだ
だから俺は
週明けの朝一
総務までやってきたんだけど…
「体調悪いみたいだから
もしかしたら
しばらくお休みかもしれません」
「…わかりました
ありがとうございました」
あんなことを
話させたりしたから
俺のこと
避けてんのかな…
朝から最悪だ
会社に来れば
会えると思ってさたのに
いや
もしかして
本当に具合が悪いんじゃ…
何かあって
家の中で
倒れてたりしたら…
俺は
猛烈に心配になって
また既読のつかないLINEをし
電話をかけ続けた
そして
その日の夜
仕事が終わって
俺はまた
時のアパートまで
行ったんだ
「おはようございます」
「あ、梶谷さん
おはようございます」
「あの、深海さん
お願いしたいんですけど」
「あー深海さん
今日はお休みみたいですよ」
「あ…そうですか…」
俺が寝ている間に
いなくなった時は
それから
俺との連絡を
拒否していた
LINEに
既読がつくことはなかったし
電話にも出ない
心配になって
家まで行ったけど
ドアを叩いても
誰も出てこなかったんだ
だから俺は
週明けの朝一
総務までやってきたんだけど…
「体調悪いみたいだから
もしかしたら
しばらくお休みかもしれません」
「…わかりました
ありがとうございました」
あんなことを
話させたりしたから
俺のこと
避けてんのかな…
朝から最悪だ
会社に来れば
会えると思ってさたのに
いや
もしかして
本当に具合が悪いんじゃ…
何かあって
家の中で
倒れてたりしたら…
俺は
猛烈に心配になって
また既読のつかないLINEをし
電話をかけ続けた
そして
その日の夜
仕事が終わって
俺はまた
時のアパートまで
行ったんだ