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私の欠けているところ
第14章 俺は時のなんなんだよって叫びたくなる

ふらふらと
家に帰り

スーツもそのままに
ベッドに横になって
俺は
時が見ていた
天井を見つめた

すると
少し落ち着いてた
怒りが
ふつふつと込み上げてくる


なんで
連絡してこねーんだよ

俺のこと
ちょっとは
好きなんじゃねーのかよ


てか
Siriなんだろ?!


じゃあ
もっと利用しろよ!


何回も何回も
質問したり
話しかけたりしろよ!


俺は

そうしてくれると
思ったから
Siriでいいって言ったのにさ…


くそ…


俺は
誰もいないベッドに
うつ伏せになり

時の香りを探していた


時の

甘いミルクのような
体臭を
嗅ぎたくて仕方ない


いや

嗅ぐだけなんかじゃない


時を抱きたい

抱きしめたい



ふたりで



抱き合いたいのに…



時…


今、何してんだよ


時…
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