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私の欠けているところ
第7章 それでもやっと見つけた世界は

「わー
ホテルすげー
久しぶりーー」


大人しくしている
時が気になり
俺はわざと
おどけて見せたんだっけ


「あ、時ちゃん
バスローブあるから
着替えた方がいいよ。
濡れてたら風邪ひく。
先に風呂使っていいよ」


時の着ている服は
肌に張り付き
どんなに隠そうとしても
下着のラインが
丸見えになっていた


「あ、うん。
じゃあ先に……

梶谷くん…」


「ん?」


「お風呂…」


「す、透けてるーー
風呂場で着替える意味ねーな(笑)」


「だよね(笑)」


「あー良かった」


「ん?」


「笑ってくれて。
時ちゃんなんか
緊張してるみたいだったから」


「久しぶりに来たから
緊張しちゃった」


「可愛いな」


「からかってるの?」


「いや、マジで可愛い。
大人なのに」


「もう(笑)」


それから俺達は
二人で背中合わせになり
着替えを始めた


俺は
背中越しに聞こえる
時の着替える音に耳を澄まし
そして
めいいっぱいの妄想を
膨らませていた


「時ちゃん
濡れてるの全部脱げよ?」


「うん」


「あ、俺
パンツはセーフ」


「………」


時の
私もセーフとか
私はアウトとか
期待してたんだけど
その答えは無かった
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