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第2章 秘密

八神君が話し始めた

野田さんが慌てて教室から出てきて廊下ですれ違った後

教室に入ったら野田さんの机の中からちょうど携帯が鳴ってて
忘れたのかと思い机の中から携帯を取り出して

つい携帯の中を覗いたら色々見つけてしまって
これは面白そうだなと思い興味本意でメール、電話をしてしまったわけさ

それと
野田さんが走って戻って来るのがわかったから
また机の中に戻して何事も無かったように振る舞ってたんだよ

数分の間だったけど
自分と同じ機種なのもあったから充分な時間だったし
メルアド、携帯番号、写メなどは赤外線で簡単に送れたからね

そう一部始終を話し聞かせてきた